HuMaNとは?

ここではHuMaNについて、ご紹介していきます。

HuMaNの概要

「HuMaN」は山梨県南部の3町、早川町(Hayakawa)、身延町(Minobu)、南部町(Nanbu)のまだ掘り出されていない地域の魅力を、何者でもない、いち若者、いち移住者、いち住民として、自由な視点から発掘・発信するメディアです。

年4回の季刊紙として、フリーペーパーも制作して配布しています。

なぜ「HuMaN」なのか?——「human=人」がカナメだから

主に3つの理由でHuMaNと名付けました。

読み方は「ヒューマン」です。(ふまん...不満?!と読み違いされることがありますが、けっして不満ではないです笑)

①3町の頭文字(H・M・N)から想起した言葉であるということ。
②3町には思わず語りたくなる魅力的な人がたくさんいるということ。
③地域の人と関わりながら足で情報を集め、人から人へとつなげてもらうからこそたどり着く情報を大切にしているということ。

 

この地域は人口が少ないところ。早川町にいたっては「日本で一番人口の少ないまち」です。

人口が少ないことは、ネガティブにとらえられることが多々ありますが、人口が少ないからこそ一人一人の存在感が大きく感じられていいなと思います。

地域に関わるそれぞれの人の個性が粒立ちながらも、それらがうまくミックスされて、人情味あふれる独特の雰囲気を作り出しているのが、この地域。

ここの人々が醸し出す魅力を、HuMaNでは浮き彫りにしていきたいなと思っています。

また、地域の情報は、インターネットや活字などで、なかなかあがらないものも多くあります。

そのため、地元の人と関わりながら足で集め、人から人へとつなげてもらうからこそ、やっとたどり着く情報がとても貴重です。

人をたどって独自に丁寧に情報を探しにいくことで、地域の魅力の開拓をしています。

 

「南山梨」3町の発信

意外にも、山梨県内ではまだあまり使われていない「南山梨」と言う言葉。

HuMaNでは、主に早川町、身延町、南部町にスポットライトを当ててはいますが、南山梨とはざっくりと、県内でいうところの「峡南」地域(富士川町・市川三郷町・早川町・身延町・南部町)あたりと認識しています。

山梨県には、富士吉田や河口湖といった富士山周辺の観光地や、八ヶ岳、清里といったリゾート地など、観光客や移住希望者を常に惹きつける華やかで目立つ地域がある一方で、この「峡南」地域、その中でもHuMaNで着目している早川町・身延町・南部町は人口も商業施設も少なく、目立つことも特にない地味な印象を抱かれがちです。

「なぜ、この地域でわざわざ発信するのか?」と疑問を投げかけられることも多々あるほど….。

ちなみに「南山梨」の言葉自体を最初に使い始めたのは、HuMaNではないのですが、南というと、「南向きの家」「南国の島」など、なんとなく良いイメージがあったのと、県外の人には「山梨の南の地域」という方がわかりやすいかと思い、気に入って使わせてもらっています。

田舎がおもしろい

この地域には独自の文化や連綿と続く伝統、深い歴史や受け継がれてきた知恵など、知れば知るほどに、奥深い世界が広がっています。人口が少ないからこそ、一人一人の個性が際立ち、人情味あふれる雰囲気も醸し出されています。

ただ、わかりやすい形で、魅力を発信されることがまだ少ないために、この地域は「何もない」と見なされがちなのです…。

そこで、南山梨のなかで埋もれている魅力的なことやおもしろいことを、一つのわかりやすい形で発信を試みているのが、この「HuMaN」。

メディアを通して、住民の方々には、自分たちの地域の良さを再発見してもらうとともに、日本全国の方々にも、南山梨という地域を知ってもらい、ファンを増やすことを目的としています。

南山梨が、いつでも帰れるとっておきの場所としていろんな方に愛着をもってもらえたらなというのが願いです。

 

2022年2月26日