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身延町の山奥にある「cultivate the life みのぶ自然の里」で人生を豊かに!施設情報やあけぼの大豆商品など徹底紹介!

 

山梨県身延町にある「cultivate the life みのぶ自然の里」(※cultivate the life=人生を耕す) は、標高約600mの山奥にある宿泊及びコミュニティ 施設で、キャンプやアウトドア体験、 農業とワーケションを楽しむ「農ケーション」など、自然豊かな環境だからこそできる体験を楽しむことができます。

この記事の内容は、施設の管理法人代表の山本芳衣さんにインタビューをして、記事内容もご確認いただいた上で掲載しています。

詳しい施設情報や利用料金などの基本情報から、施設の内容なども紹介します。

cultivate the life みのぶ自然の里に行ってみたい方や、興味のある方はぜひチェックしてみてください!

身延町の山奥にある宿泊施設「cultivate the life みのぶ自然の里」

ここではcultivate the life みのぶ自然の里について、概要やアクセスなどの基本情報、料金などを紹介します。

cultivate the life みのぶ自然の里ってどんなところ?

cultivate the life みのぶ自然の里は、標高約600mの山奥にある施設です。ここではキャンプと本館での宿泊ができるほか、あけぼの大豆や季節の野菜の栽培もしているため隣接の畑で農業体験もできます。また、無料Wi-Fiが整っているため、農業を楽しみながらワーケーションをする「農ケーション」もおすすめです。

 

施設のコンセプトは「cultivate the life=人生を耕す」。施設の周りには民家や商店などはなく、昼間は風や鳥の声、夜は真っ暗で静寂に包まれゆったりとした時間が流れています。ここで農作業をして汗をかいたり、大きな空の下、 雲の流れに身を任せてのんびり過ごしたりなど、この環境だからこそできることを見つけて楽しみながら新たな発見をし、人生を深めるきっかけにしてもらいたいという思いが名称にこめられています。

 

cultivate the life みのぶ自然の里での宿泊はどんな感じ?

宿泊は本館とキャンプサイトのどちらでも可能です。本館には、一部屋に5人が一緒に泊まれるメゾネットタイプの部屋と2人まで泊まれるタイプがあります。 

 

ちなみにメゾネットタイプは、1つの部屋の中に内階段があり、寝室が1階と2階にあるタイプです。広々としているので大人同士複数で泊まっても快適に過ごせます。部屋の窓からは南アルプスから続く山々をパノラマで眺めることができ、早朝には眼下に雲海が広がり、異次元の世界を味わえます。

 

また、レコード鑑賞が楽しめる囲炉裏の部屋や、手作り石窯での窯焼きピザ作り(※要予約)や地元の食材を使ったバーベキューもできる野外炊事場もあり、日常から離れてゆったりとした時間を過ごすのにおすすめです。

 

キャンプサイトは大自然の山々に囲まれていて、夜には満天の星空も満喫できるキャンプ愛好者の中でも特別な穴場スポットとなっています。各サイトが広々としているため、自由にアレンジしやすく初心者から上級者まで使いやすくなっています。また朝7時から夜21時まで、本館の大浴場を利用できるため汗をかく真夏も快適に過ごせます。

あけぼの大豆や野菜の畑もある

cultivate the life みのぶ自然の里では、身延町特産の大粒で甘みの強いあけぼの大豆や、季節の野菜を農薬や化学肥料不使用で栽培しています。時期に合わせて、農作業を体験することも可能。自分で収穫した野菜を食べるとおいしさもひとしおです。

 

そして時には、野生のサルが丸々としたかぼちゃを抱えて逃げていくといった、自然そのままのシーンに遭遇することもあるかもしれません。そんなことも、ここだからこその体験としてきっと思い出になることでしょう。

 

また、あけぼの大豆のオーナー制度があり、自分のあけぼの大豆の農業体験ができます。日々のお世話は身延のスタッフにお願いでき、種植えや収穫などはご都合の良いタイミングで携わることができるので、 県外の方にも人気があります。ちょっとずつ成長していく枝葉やさやを見るのは楽しみとなり、いざ収穫となって採れたて枝豆をその場で茹でて食べた時の味は、誰もが驚くほど格別です。その味にほれ込んで移住した人もあるとか。

 

2023年5月ごろから一部サービスの変更予定あり

2023年5月中旬からは、食事なしプランのみとなる予定です。施設の管理法人代表の山本さんはこれまでの施設運営を振り返ってみて「いらした方に本気で人生を耕してもらうには、受け身の姿勢ではなく、ご自身で滞在方法を考え工夫して過ごしてもらうことが大切!」と気が付いたとのことで、食事もお客様自身でBBQやアウトドアで用意してもらうスタイルに変えていく予定。

 

ただし、材料として季節に応じた野菜の提供や、調理道具の貸し出しなどは今後もあります。お客様がこの施設の環境を楽しめるよう、画一したサービスの提供ではなく寄り添うサポートに重点を置くよう変革するとのことです。目的を持っていらした方々が、しっかりと新たな何かを持ち帰れる場所にしたいと言われていました。

cultivate the life みのぶ自然の里の基本情報

施設名

cultivate the life みのぶ自然の里

住所

山梨県南巨摩郡身延町平須238-1

アクセス

六郷ICより車で約20分

休館日

水曜日

電話番号

0556-42-3181

ウェブサイト

https://minobunosato.jp/

※公共バスの運行はありません。

※大型バス駐車場は施設より徒歩 10 分の場所にあります。

※道幅が狭い箇所がありますので、車のすれ違いにご注意ください。

※11 月下旬~ 4 月上旬は冬用タイヤの装着を推奨します。

【Googleマップ】

 

cultivate the life みのぶ自然の里の利用料金

【宿泊プラン】

メゾネットタイプ。一部屋5名が宿泊可能。

素泊まり

6,050円(税込)/人

※2023年4月1日の予約からは素泊まりのみとなります。

団体・貸し切りの場合はご相談に応じます。

 

【キャンプ】

キャンプサイト。事前予約にて機材や旬の食材を準備してもらうことも可能。施設の大浴場の利用が可能。

柚・山サイト

一般サイト利用料 4,400円(税込)/張

鉄骨サイト 6,600円(税込)/張

ソロサイト 3,300円(税込)/張
施設利用料 1,100円(税込)/人(※入浴料を含む) 

 

cultivate the life みのぶ自然の里の施設内容

施設

内容

客室1

ほたる やまゆり ぶっぽうそう

・5人のメゾネット式の部屋(ベッド5台)

・現在感染症対策として、人数制限をしてベッドを確保

・一部ペット可能な客室あり

・客室にバス・トイレなし

・無料wifi 

客室1 富士川

・2人部屋(ベッド2台)

・客室にバス・トイレなし

・無料wifi 

食堂

・日中、サテライトオフィスの場所としても利用可能

・無料wifi

・電子レンジ

囲炉裏の間

・囲炉裏があり、他の滞在客との交流もできる

大浴場

・10名以上の入浴が可能

研修室

・企業研修やサテライトオフィスとして使用可能

・大モニターやプロジェクターでzoomミーティングやイベントも開催可能

・要事前予約、有料 

・無料wifi

・会議用テーブル数10台

・椅子46脚

・大型65vテレビ  

・プロジェクター、スクリーン有

体育館

・剣道、バドミントン、卓球、空手、ヨガ、など対応可能

・貸切応相談

・1,000 円(税込)/時間

※本館利用料含む

 

​​炊事場

・多人数のバーベキューやカレー作りなどに対応できる野外炊事場

・希望で季節の野菜や道具の予約が可能

・ダッチオーブン(有料)

・調理器具一式 ¥550(税込)/セット

・BBQグリル (有料)

 

cultivate the life みのぶ自然の里だからこそできる過ごし方

山奥の自然に囲まれた大自然の中、この施設ならではの過ごし方を紹介します。自然と向き合い、自分で色んな工夫を探しながらやってみることで、お金では得られない新鮮な気づきや価値観の変化を実感できます。

デジタルデトックスな環境で人生を耕す

せっかく cultivate the life みのぶ自然の里に来たら、スマホやパソコンなどから離れてデジタルデトックスをしながら、畑作業や自然の中でしかできない体験をしてみてはいかがでしょうか。頭の中で知っていると思っていたことの中に、体験してみると実は知らなかったことがたくさんあることに気がつくと、人生が豊かになり、自分が頼もしくなり、まるで自分の可能性が耕されるようになる。そして価値観が大きく変わるきっかけとなるかもしれません。

 

今は誰もがいつでも気軽にインターネットの情報にアクセスできるようになりましたが、便利な反面、情報として読むだけで全てわかった気になっていることが意外と多いのではないでしょうか?

 

例えば野菜の栽培方法は検索すれば知ることはできますが、実際にやってみないと土を耕すための身体の使い方や、雑草との格闘がいかに大変かはわかりません。農作業やキャンプ、アウトドアなどの体験をしてみて、「やってみたら、わかった!」といった経験を増やしてみてはいかがでしょうか。

 

「一家に一畑」のすすめ

cultivate the life みのぶ自然の里が提唱している「一家に一畑」。これは、一家で畑を持って自分の家族が食べるものは自分たちで作りましょうという生活です。スーパーやコンビニではお金さえ払えば手に入る野菜ですが、いざ自分で土から作ろうと思うとなかなか苦労するのが野菜作り。

 

自分が作ったナスやきゅうりを食べてみたら、野菜に対してそれまで感じ得なかったようなおいしさや愛情を実感することでしょう。畑で苦労しながらやっと作った野菜は、心からのありがたみを感じて幸せな気持ちで食べることができ、食べ物を無駄にすることもなくなるはず。自分の畑があれば何か起きたときでも最低限食材を確保できるため、サバイバルにもなり「一家に一畑」は生きる上での強みになります。

 

都会に住んでいて庭がないという人も、cultivate the life みのぶ自然の里では宿泊中に農業体験ができ、あけぼの大豆畑のオーナーになればご自身で種植えや収穫など農業体験も 。まずは、実際に畑に入り、土に親しむところから始めて見るのも良いかもしれません。

自然と親しみながら仕事もできる農ケーション

最近耳にすることも増えてきた「ワーケーション」は、仕事と休暇を同時に楽しむ新しいライフスタイルとして注目が高まっています。特にリモートワークが一般化するにつれて、ワーケーションの需要も増加中です。

 

cultivate the life みのぶ自然の里の管理会社が商標登録をしている「農ケーション」とは、「農業」と「ワーケーション」を組み合わせた言葉で、仕事と休暇、農業を同時に楽しむスタイルをさします。ワーケーションの中に農業を取り入れる「農ケーション」では、仕事とプライベートのバランスが取りやすいだけでなく、自然に触れてリフレッシュしたり、自身で収穫した野菜を食べて感動したりなど、お金では得られない豊かさに気づき、ご自身の人生に深みを与えるきっかけにもなるかもしれません。

cultivate the life みのぶ自然の里のあけぼの大豆商品

cultivate the life みのぶ自然の里では、農薬や化学肥料不使用であけぼの大豆を栽培していて、それを使ったオリジナル商品の開発と販売もしています。商品は、談合坂SA 道の駅しもべで販売しており、キッチンカーであけぼの大豆商品の移動販売も実施中。どんなものがあるのかここで詳しく解説していきます。

 

あけぼの大豆のおみやげ品

今販売中のスイーツは、あけぼの大豆の甘露煮を使った「だいずケイク」。専属シェフによるこだわりのスイーツは、今後さらに増える予定とのこと。

 

また、あけぼの大豆の味噌も人気があります。厳選したあけぼの大豆を国産麹と下部温泉の鉱泉で仕込み、標高約600mの涼しい環境でじっくりと熟成させた味噌は、絶品と評判です。

 

またパッケージにもこだわっていて、空、太陽、水、土、緑、大豆がイラストで表されています。とてもおしゃれでかわいらしいので手土産にもぴったりです。

 

キッチンカー「AkkeBuono号」

キッチンカーでは、「あけぼの大豆カレー」を中心としたメニューを販売をしています。キッチンカーの名前は「AkkeBuono(アッケッボーノ)号」。これは、あけぼの大豆の「あけぼの」とイタリア語の「buono(ボーノ)=おいしい」を掛け合わせてつけられた名前です。

 

土日は道の駅しもべで出店中で、他にも校庭キャンプなどイベントがあれば出店をしています。

cultivate the life みのぶ自然の里で人生をより豊かにする体験をしよう!

cultivate the life みのぶ自然の里では、いつもとは違うデジタルデトックスをしながらの過ごし方や、農ケーション、自分の好きなようにアレンジできるキャンプなど、さまざまな楽しみ方ができます。

 

特に野菜の収穫や畑作業などここならではの農業体験や、少し不便さもある中での自然の力を借りたアウトドア体験を通して「人生を耕しましょう」というコンセプトは、今だからこそ必要なことかと感じます。大自然を相手に体験を通じて、自分の人生をより良いものにしたい、自分の生き方を見つめてみたいと感じている方には、ぜひ一度訪れてほしいと思います。

 

 

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