観光 身延町

初冬の校庭キャンプがアツかった!

2021年11月9日

✔️解決できるクエスチョン!

  • 校庭キャンプってどんな感じ?
  • みんなどんな風に楽しんでるの?
  • 1人や初めてでも楽しめるの?

こんにちは、編集長のクシダユリ@山梨県早川町(twitter@3chomedia_HuMaN)です!

私はあまりマンガに詳しくないのですが…この地ではなんといっても有名なのが「ゆるキャン△」!!

みなさんご存じ、高校生の女の子たちがゆるっとキャンプを楽しむマンガです(ざくっとすぎる汗)

登場人物たちが通っている「本栖高校」のモデルとなっている旧下部小中学校が身延町にあるということで、マンガの「聖地」となっているこの地域では、もはやゆるキャン△を知らずにはいられません!!

今回「本栖高校」で校庭キャンプをするという情報を聞きつけ、取材すべくお邪魔してきました!

どんなイベントだったか一言でいうと…

聖地「本栖高校」での校庭キャンプは、ソロで来ても、ゆるキャン△でつながる仲間がいて、地元の人たちとも馴染みになれる!身延が第2のホームとなるようなイベントだった!

記事では2021年11月6,7日に開催された五条ヶ丘活性化推進協議会主催(twitter@5JOGAOKA)の「校庭キャンプ2021秋」の夕方から夜の様子をレポートします!

ぜひみなさんにも楽しさが伝わりますよう…!!

クシダユリ
実は、キャンプも(やってみたいけど)未経験、ゆるキャン△もあまり詳しくないですが(でも早川町が出た7巻は熟読してます)、取材後にはすっかり影響されて、次回(か暖かくなってから)めちゃくちゃ参加したくなってしまいました!

「本栖高校」校庭キャンプってどんなキャンプ?

キャンプの様子

まずは「校庭キャンプ2021秋」がどんなイベントだったのかをご紹介します。

主催は「五条ヶ丘活性化推進協議会」

「校庭キャンプ2021秋」を主催しているのは「五条ヶ丘活性化推進協議会」。

ゆるキャン△をきっかけに身延町の下部地区を中心に、20〜40代の若手有志が地域を盛り上げようと集まり結成された団体で、マンガのファンとこの地域を結びつけて、身延自体の魅力も一緒に伝えるような活動をされています。

「本栖高校」の看板を作って地域内に掲示するのを始め、継続的に校庭キャンプなどのイベントやゆるキャン△関連のキャンペーンなどを仕掛け、ファンの方々をおもてなししています。

場所は旧下部小中学校=「本栖高校」

会場は、旧下部小中学校。ゆるキャン△の登場人物たちが通っている「本栖高校」のモデルになっているのだそうです。

ちょっと小高いところに位置し、初めて行く人は少し驚くかも?

内容は校庭でキャンプ

イベントは11/6の朝10時から受付開始、おのおのテント設営をして自由に過ごし、翌日午前10時までに片付けをして完全撤収という、シンプルな内容。

食材や、電気、燃料、道具など必要なものを、コンパクトにスマートに持参し自衛隊のように自己完結しながらも、さながら魅せるキャンプのような映える過ごし方をされているレベルの高い参加者の方々もたくさんいて、その場にいるだけでわくわくしてしまいました…!!

ステキすぎるっっ

かっこいい!!キャンプ未経験の自分を脱却して参加したいっっ!

公式イベントではない

会場内は、ほぼゆるキャン△ファンの方々。

しまりんだんごの旗が立っていたり、リンちゃんカラーのマフラーを身につけている方がいたり、マンガに登場するカブがディスプレイされていたりと、至るところゆるキャン△!!

しまりんだんごの旗が!
ゆるキャン△テントが!!

ファンは歓喜必至の会場風景でしたが、イベントの案内文自体には「ゆるキャン△」の言葉はなく、主催の方に聞いたところ公式イベントではないとのこと。

それでも会場に来れば、ファンの方ばかり。

初めての人ともゆるキャン△談義に花が咲きます♪

突撃取材!!

取材に訪れたのは、ちょうどキャンプファイヤーが始まるという17時半頃。

中央のキャンプファイヤー。参加者はそれぞれ自分たちの火を持っていたのであまり付近に人はおらず ...笑

イベント&キャンプファイヤーなので、周りに人が集まってさぞワイワイと盛り上がっているのだろうと思って行ってみたのですが、意外にも火の周りにはほとんど人がおらず。

どうやら個々のテントで火を焚いていて、それぞれ自分たちの時間を楽しんでいるよう。

「みなさんどんな楽しみ方をしているんだろう??」

という愚問を胸に、いくつかのテントにお邪魔して取材をさせてもらいました。

協力してくださった方々、みなさんめっちゃ優しくて涙です。ありがとうございました泣!!

3人で来てそれぞれソロキャン

まずは、パッと目についたのが、おしゃれなイルミネーションの並んだテント。

1人用のテントが3つ並んでおり、別グループかと思いきや一緒に来てそれぞれソロキャンプを楽しんでいらっしゃるよう…!

おのおの自分のご飯を用意しながらも、時々会話もしていて、ソロだけど「一緒に」感も両方味わっている…!!

なんていいんでしょう!!

1人の気楽さもありつつ、一緒にその場の雰囲気を共有して楽しむ感じ!!(←憧れのまなざし!!!)

とはいえ最初こそ驚きましたが、そのような楽しみ方をしている人は会場内にかなりいらっしゃいました。

そんなキャンプの楽しみ方もあるんですね。自由!最高!

カキを炭火で焼いていました!
彩りもきれい!

キャンプ飯もおいしそうでした!みなさん県外からいらっしゃったそう。

2人でまったり楽しむキャンプ

マフラーもリンちゃんカラー!三角旗のオーナメントもステキでした!

こちらのテントは、リンちゃんカラーのマフラーや3角旗のオーナメントで、ゆるキャン△な雰囲気を出しつつ、まったりと静かな時間を過ごされていました。

ただただ流れるままに時間を味わっている様子がステキでした。

居酒屋のれん!?実はディープ組だったみなさん

い、居酒屋?!…と思いきや

テント横に赤提灯がかかげられた居酒屋のようなテントを発見!!

こちらはけっこうな大人数!

わりとソロが多い中、珍しくグループだ!と思い近寄って声をかけてみると、静岡、新潟、長野・・・とそれぞれ出発地がバラバラ。

赤提灯は、後から合流するメンバーが、一目でこの場所を見つけられるようにするための目印とのこと。

こちらのグループのみなさんは、五条ヶ丘活性化推進協議会主催の校庭キャンプにリピートで参加している方ばかりでアツイゆるキャン△愛でつながっています。

最初はそれぞれ1人で参加していた方もこのキャンプを通して意気投合し、ここでこうやって集まるようになったのだとか。

聖地巡礼で何度もこの地域に訪れているという方も多くて、身延町のおすすめのお店やメニューを教えてもらったりもしました。

まるで逆輸入です笑

ツイッターでもお互いつながっていたり、主催の方々始め地元の方々ともがっつり顔なじみになっていたりと、ゆるキャン△がつなぐ人の輪の壮大さに驚かされました!!

静岡から干物屋さんとして昼間は出店しながら、夜にはこちらのグループでお魚を焼いていたお兄さんも。

やはり過去の校庭キャンプでこのグループの方々と知り合い、意気投合して仲良くなったのだとか。

最初はいち参加者だったのが、主催者とのおしゃべりの中で、本業の干物を会場で売ってもいいよーと許可を得て、今回は出店もされていたのだそう。

ゆるキャン△ド素人の私の取材にも、たかよでぃ△(twitter@takayody1000)さんや、ゆうすけ△yurucamp(twitter@usk_yurucamp)さんはじめ、みなさん気さくに答えてくださってありがたかったです!涙

次はもっと勉強して、ディープな話の輪にも入れるようになりたいです!

リンちゃんサイトも…!!めちゃめちゃ楽しんでる

画像だと暗くて見づらいのですが..カブが!!

リンちゃんのためのテントとその横にカブのディスプレイが…!

他のゆるキャン△ファンの方もうれしくなるような手の込んだ世界観が繰り広げられていました!すごい!!

リンちゃんのためのテントも立てられていました!
時間を過ごしているテントもすごい!テントの後ろから煙突もあり驚きました!

ちょうどこれからご飯という時にお邪魔してしまいました。

テントなのに、後ろからは煙突が突き出しており本気で楽しんでいらっしゃる…!

上級者!!

大勢で…中にはゆるキャン△きっかけで移住した人も!! 

大勢で賑やかでした!

テントの周りには、かっこいいバイクが何台も並びグループで楽しんでいる方々を発見!

やはりみなさんバラバラの地から来られて、この校庭キャンプでゆるキャン△愛を通じてつながっていらっしゃるグループでした。

中には、ゆるキャン△が好きすぎて、とうとう身延町に移住した方も!!!!すごい!!

ゆるキャン△移住、第1人者に続く人募集ですね。きっと大歓迎されるはず。

ライブやワークショップも始まっちゃう!

生ライブが!!

取材している途中から、どこからともなくきれいな歌声が!

音源ではなく、もしかして生歌??と思いながらも歩いていると見つけました!

ヴォーカリストとして活動されている「ちづほ」さん(Instagram@chizuho0211012)の生ライブ中でした!

なんとこの「本栖高校」ならぬ旧下部小中学校の卒業生だそう!

歌声が美しかったです

ちづほさんのライブを美しくライトアップしているのは「竹王子」さん(twitter@takeouji1)の竹あかり。

昼間には竹あかりを作るワークショップもされていたとのこと。

竹からあふれるやさしいあかりと、ちづほさんの歌声に癒やされました。

お2人ともこの日はキャンパーとして参加していたそうですが、運営の方から「ワークショップやライブもしていいよ^^」との言葉をもらい、急遽、開催されたのだとか。

先ほどの干物屋さんのお兄さんの話もですが、運営の方々、おおらか!

まとめ

このイベントでは、マンガの登場人物たちのように「聖地」でキャンプを体験できるという特別感を味わえるのはもちろんのこと、主催の地元の方々とも知り合えて、また来たときにホッと安心して楽しめるようなつながりが作れるのも魅力。

取材に行ってみて、私も参加してみたいなと切に切に思いました。

キャンプ道具はまだ全然持っていないのですが、ちょっとずつ用意して参加を画策してみようかしら…(小声)

次回は来月12月18日、19日で、イルミネーションを楽しめる校庭キャンプ「イルミネーションキャンプ2021」を開催とのこと!

(→12月の校庭キャンプの様子はこちら

今後のイベントなどに興味のある方は、五条ヶ丘活性化推進協議会のフェイスブックやツイッターをぜひチェックして見てくださいね!!

五条ヶ丘活性化推進協議会フェイスブック:

https://www.facebook.com/%E4%BA%94%E6%9D%A1%E3%83%B6%E4%B8%98%E6%B4%BB%E6%80%A7%E5%8C%96%E6%8E%A8%E9%80%B2%E5%8D%94%E8%AD%B0%E4%BC%9A-385798505251748/

五条ヶ丘活性化推進協議会ツイッター:

https://twitter.com/5JOGAOKA?s=20

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